気配りと瞑想を実践する

普段、私たちは無関心に日々を過ごし、道路脇の木々も覚えていません。

会話では細部を省いて話し、エネルギーを節約します。それでは人生の意味を引き出せません。

例えば、気配りできれば批判的でなくなります。

そして積極的になれます。

積極性には活性化の力があり、幸せになれて当然です。

イルカの調教師たちと気配りの実験をした例があります。

イルカを放ち調教師のもとにとどまる時間は、気配りの度合いで決まりました。

無関心な調教師にはイルカについて知っていることを繰り返し考えてもらいました。

気配りできる調教師にはそのイルカと別のイルカとの違い、そして前回までとの違いを考えてもらいました。

一方は無関心で、他方は気配りするグループです。

イルカは後者のもとに速く泳いで長く留まりました。

気配りが他者にとっての魅力だという結果がでました。

これは幸せになるための本質で一つの方法だと思います。

健康や幸せへの瞑想の効果がわかりました。

定期的な瞑想で脳は変化します。

仏教の僧侶の瞑想を調査しました。

ポジティブな感情を生む瞑想もあります。

慈悲の瞑想を行うと脳の特定の領域が大きく変化することがわかりました。

例えば、感情にとって重要な島皮質(とうひしつ)です。島皮質は身体状態の情報を処理します。

脳内で内臓すべての情報を扱う唯一の領域で心と体の相互作用を紹介する部分です。

島皮質は慈悲の瞑想において激しく活性化します。

さらに、完全に静止した状態でいる瞑想者の脳内で運動や行動への動機に関わる部分が激しく活性化していました。

非常に驚かせれましたが瞑想者の話を聞くと納得しました。

これは行動の準備の瞑想だったのです。

西洋の人間にとって、この発見の意味とは1日30分、2週間だけ瞑想してもらいました。

1日30分、わずか2週間の訓練だけでも脳内に変化が現れ、幸福感や思いやりも変化しました。

運動したことのない人が2週間毎日運動すれば肉体は変化します。

私たちは経験の領域に鍛錬の機会を設けてこなかっただけです。

知らず知らずのうちに、私たちは現在の自分が未来の自分だと考えます。

それは科学的にみて間違ったことなのです。

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自分を変えたいと思うときはどんなときでしょうか。 生きることが楽しいければ、あえて自分を変えようとは思いません。 むしろ、今の自分に満足しています。満足は自ら積極的に生きているときに得られるものです。 そうして考えてみると、もっと積極的に自分を出したいと思ったときは、自分自身の気持ちの変化の現れではないでしょうか。 つまり、今まで自分を抑えて生きてきたことからの脱皮宣言のようなものです。

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